1948-06-30 第2回国会 衆議院 通信委員会 第24号
本年二月三日総司令部民生局代表からの、当時片山内閣によつて計画されておりましたところの運賃値上げ問題とこれに対する國会のあり方に関しまして、内閣は予算のバランスをとるという方針をとつておるが、いかにバランスをとるかは國会の最善と思う方法によつて実行すべきだが、それは國民の声を反映しなければならないという示唆に鑑みまして、現政府が今回計画いたしましたる通信料金四倍の値上げは、現段階においてはこれを行うべからずとして
本年二月三日総司令部民生局代表からの、当時片山内閣によつて計画されておりましたところの運賃値上げ問題とこれに対する國会のあり方に関しまして、内閣は予算のバランスをとるという方針をとつておるが、いかにバランスをとるかは國会の最善と思う方法によつて実行すべきだが、それは國民の声を反映しなければならないという示唆に鑑みまして、現政府が今回計画いたしましたる通信料金四倍の値上げは、現段階においてはこれを行うべからずとして
ところが、一月三十一日の讀賣新聞んの記事によりますならば、総司令部民生局代表は、記者会見におきまして、次のような見解を明白にいたしました。「原代議士の逮捕事件について、政府は数日前詐欺收賄嫌疑で告発された原代議士の逮捕要求に許諾の措置をとるよう衆議院に要請したが、これはまつたく新憲法以下書状率に則つた行爲である。首相は國民に奉仕し國民を保護するため当然の義務を履行したにすぎない。